
えー、御殿場に行ってきました。
高速バスでびゅーんと。
車窓から なんの遮蔽物もなしにまるまる見える
裾野の広ぉぉぉぉい ザ・富士山!!に圧倒され
なんだか奇跡を見ているようで なぜか涙がでましたわ・・。
ありがたやありがたや。
まずは「時之栖(ときのすみか)」。
さまざまなレジャー施設が広い敷地に渾然一体となった
花咲き乱れるきれいなところでした。
青草萌える春の香りなんて 数十年ぶりに嗅いだよ!
そして昼間っから「気楽坊」という温泉の露天風呂にはいって
あまりに平和な風と光に ほとんど後ろめたい気持ちを味わいました。
いいのかなあ。こんなにのんびりして いいのかなあ。
などと殊勝なことを言いつつ
ぜんぜん殊勝でないランチはバイキングで御殿場ビール飲み放題!

盛りすぎですか。あ、おかわりしましたけども。
シェフが鉄板で焼いてくれるステーキがむちゃくちゃ美味しいです!
和洋中(デザートも)なんでもあって なんでもおいしい。豪儀なバイキングです。
ビールは 昼間だし午後の予定もあるし、ってことで
三杯しか飲みませんでしたよ。えっと中ジョッキ。三杯しか。

それから 御殿場プレミアムアウトレットへ。
亜空間みたいに広いショッピングモールです。
半分も回れず挫折。たくさんありすぎて迷いすぎて何も買えない、という罠。
正直なところ、東京でバーゲンのとき買った方がだんぜん安いな、とは思いました(貧乏性)。
とりあえず ステキっぽいブランドをどっさり見て眼福。

御殿場は涼しいと聞いていましたが 温泉のせいか暑くて汗だくに。
半袖ワンピ一枚とサンダルで東京に帰ったら 街の人はみんな上着を着てるのでめっちゃ浮きました。
それにしても帰路の車窓は なんとも寂しかったな。
日が落ちても節電で あまり電気が灯らないので
静岡から神奈川、東京と いつもはどんどん灯火がきらびやかになってくるはずなのに
ダークグレーから闇に沈んで ひたすら暗くなるだけなんだもの。
浮かれようとしても やっぱり浮かれられない、
ちょっぴり苦味と悲しさが入り混じる、
そういうゴールデンウィークの小旅行でした。