
たまさん、スリッパと仲が悪い。
昨晩、深夜によろよろ帰宅したら
マンションの前に 水道工事のおじさんが整列していて。
「本日11時より、工事のため断水いたします!」
と コーラスで宣言されました。
あ。そうでしたね。よろしくお願いします・・と言いながら
余裕な物腰で自宅に入りましたが 内心は愕然。
やべえやべえ。
断水なんて。
完 全 に 忘 れ て た !
ドア閉めるなり猛ダッシュ、
部屋から首だけ出して「おかえり」って見てるたまさんに
「たまいま!」と叫んで
どたどた走り回って11時2分前、バケツと洗濯槽とパスタ鍋とポットに
ひたすらだばだば水を汲んで。汲んで。あわてて。
11時ジャスト、水流が弱まって、そして宣言どおりにぴたっと。
断水してしまいました。
うわ・・自分が忘れてたのが悪いんだけれど
お風呂に入れない・・というか夕食すら用意してないんですけどもー。
とほほ。仕方ない。
この際、大震災が起きて給水が止まったときの訓練だ。
「人間はその気になれば、コップ一杯の水で頭を洗い歯を磨き
そして全身を洗い清めることができる」
というのを試してみようかなー、とも思いましたが
サバイバルすぎるので 小鍋いっぱいの湯でメイク落とし&洗顔、全身清拭。
・・・すっごく、さっぱりしたので驚きました。
なんと、いつもはじゃばじゃば無駄に水を使っていることよ。反省しきり。
汲み置きの水で手を洗いながらたまさん&ハムたちのおトイレを掃除し
ごはんや新しい飲み水をきっちりサーブして
そして自分も残り物の食材と常備菜を最小限の水で料理して
きっちりあたたかいご飯で晩酌をいただき
コップ一杯の水で歯磨きも済ませて
幸せに寝てしまったわけですが
こんなに水。セーブすれば少なくて済むものだったとは。
うーむうーむ。驚いた。
水、日常からもっと節約しようと思いました。
その勢いもあってか、今日は授業のときに
「地球上の水の97%は海水やねんでー!
真水のほとんどは極地の氷だから、わしらの口に入る水は0.016%しか
ないんやでー!しかもそのほとんどは地下水やねんでー!」
と、どこの言語がわからない言葉で力説したところ
中二男子たちが突如、喉の渇きをおぼえて崩れ落ちる、という事態になりましたが
(あいかわらず授業、遊んでる)
なくなってはじめて有り難さに気付くのは
親と水、といったところでしょうか。
金・・は、なくてもなんとかなるし
空気・・は、困る以前に素早く死亡するから。
あ、いかん。
今回は
「ネバーエンディング鍋・エバーラスティングおでん」というタイトルで
鍋のうまさ&頼もしさを力説しようと思っていたのに
水の話になっちゃいました。
あにゃー。
それではまた。たまはでれそ。
う・・うぉ~た~~~!!(←ヘレンケラー風に)
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