
夏のあいだ たまさんの手術や夏期講習に追われ追われて
ベランダを放ったらかしにしていました。
幾鉢か並んでいた草花は かわいそうなことに
毎朝お水をあげる程度では暑熱に耐え切れず
つぎつぎと枯れ枝になって折れ
西部劇に出てくるタンブルウィードみたいに
からから乾燥して転がっていってしまいました。
・・ここはテキサス州ですか?
唯一 猛暑に負けず図太く生き残った白菊を
「ど根性ノースポール」と呼んで
まいにち水やりを欠かさず愛でていたのですが。
今朝 窓を開けたら
そのノースポールの枝先に
ツマグロヒョウモンの女の子が!
なんか・・胴体が赤いけれど、羽の色も薄いけれど
ツマグロちゃんですよね? 教えてウカイ師匠様!
午前中ずっと そこにとまって
静かに羽を開けたてしていらっしゃいました。
平凡なチョウチョだとは思いますが
なんとも神秘的に美しく
幾度も幾度も見に行って
幾度も幾度も見惚れてしまいました。
たまさんまで呼んできて見せましたよ。
「たまさん、ほらほら、チョウチョ!」
「ぶほー(鼻息)」
「いや、食べない。チョウチョはうさぎのご飯ではありません」
「ぶほーぶほー、ぐほっ(興奮)」
「いや、うさぎは植木も食べてはいけません」
「ぐおーん(抗議)」
チョウチョの美しさを解さないたまさんは
病気のためストップしていた換毛期が今ごろ始まって
抜け毛にまみれて ぶほぶほ言いながら走り回っています。
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