
昨日の真夜中、携帯に留守電メッセージが入っていた。
「はーい、南~無~阿弥陀~仏~……」
オトンの声だ。
なんで、お経やねん。
怖い。
今日、電話して聞いてみた。
「パパ、昨日へんな電話入ってたけど、どうしたの?」
「ふあ?なに?おぼえてないー」
おいおいおい。
……いよいよオトン、あの世、近いんと違う?
さーて不気味な話は吹っ飛ばして
素敵なレストランを見つけたのでご紹介ー。わーわーわー、ドンドンドン。
先日、青森からタロットの富江先生と、お嬢さんのケイコ先生が来京。
お食事しましょう!ということになったので
イタリアン大好きな富江さんのために、今までとは違うリストランテを探しまして。
ヒカリエ6Fの
「セストセンソ・アッカ」に行きました!
一流のレストランは、予約時にお客様の情報をなるべく読み取って
それに沿って一流のサービスを行うのだ。と
何らかのグルメ本に書いてあったような気がするから
予約時に、お店に
「青森からのお客様をお二人案内してのディナーです」と、伝えておきました。それが
……功を奏しすぎた。
お久しぶりで相変わらず美しい(アラセブ!七十歳間近の美魔女!)富江先生と
国に表彰された超優秀教諭にしてフェンシングの達人、かっこいいケイコ先生と
震災以来はじめて再会。きゃあきゃあ喜んで
女子会モードでヒカリエへ。お店に入ったとたん
「つんがるからでっすか?ひんろさきのほうでっすか?」
と、お国訛りバリバリで、お洒落なスタッフさんが声をかけてきてくださって。
富江先生大喜び。「あんらあ、あんだもあんおもり?どごよお、どごのうんまれだっべ?」
と、方言トーク炸裂! すいませんボク東京者なんで聞き取り不可能です。
スタッフのキャプテン、神さんは弘前のご出身で、すっかり方言になって
めちゃくちゃフレンドリーに席やメニューを案内してくれました。
うおお、どんだけ気さくな店だ!
そんな青森トークが頭上を飛び交う中、じっくりメニューを眺めてワインを選ぶオラだっぺ。
(ああ…岩手じゃないけど“あまちゃん”の世界に入ったようだ…)
と思いつつ、でもヒカリエのイタリアン窓際ビュー、きらきら華やかな席。
出てくる御料理も、アミューズから繊細に美しく薫り高く、
撰べる前菜のズワイガニwithマスタード風味のバブルも美味すぎ、
アボカドとビーツのミルフィーユ仕立ても美味すぎ。
なんてパーフェクトなイタリアンなんだ!
うっかり貰ったビールが進む進む。
気さくすぎるスタッフさんに相談してオーダーしたワインも進む進む。
三人でオーダーした赤のカルボナーラ(ロブスターずどーん)も
マルゲリータ風サラダピザも、エビとアボカドとチェリートマトのバジルピザも美味く
スタッフさんが話に興じつつも「あ、パン持ってきますね!」と運んできた自家製ふかふかフォカッチャも
テーブルの飾りかと思ってたグリーン&ピンクのグリッシーニも美味く
幸せいっぱい夢いっぱい、そういう私は腹いっぱい、状態になったところに
メインでオーダーした今週の肉料理「牛頬肉の赤ワイン煮」」が!
……神メニューでした。とろける~おいしすぎる~と呟きながら全員、完食。
夜景を眺めながらワインを飲み干すタイミングで、それぞれのドルチェが。
私は「和栗のクレープ包み、マロンシャーベットとチョコレートソースを添えて」をオーダー。
苦味のあるコーヒーに似合って、しっかり甘く食べ応えのある美味しいデザートでした。
メニューの美しきデザインとバランスに乾杯ー!
素材の風味がしっかり香る繊細な調理と味わいに乾杯ー!
そして、最高なディナーをしっかり演出してくださる、
神レベルのスタッフさん、もちろん厨房の皆さんにも乾杯ー!
富江先生、嬉しくなりすぎて、最後までお店の皆さんと話しまくっていらして。
「もー。あーんたがぁいるって知ってたらあ、あんおもりのりんごぉ、わだすぅ、持ってきたのにー」
って、実家のお母さんじゃないんだから!
ヒカリエ6F、セストセンスアッカ。
またすぐに、女子会でも、デートでも、忘年会でもご接待でも家族会でも
どんなシーンでも、行きたい素敵なお店です!
お薦め ☆☆☆☆☆
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