
たまさん、上から見るとこんなフォルム。
な、なんか変だぞ。
冬期講習が終わった瞬間 いきなり体がぽかぽか暖かくなりました。
今年の冬はきついー、冷えるー、と辛がっていたのに
もはや北風吹いても ぜんぜん平気。
そういえば私、そもそも平熱が高くて冬でも薄着デフォルトだったはず。
・・・そっか、冬の講習や特訓、生徒はいちばん辛い大変なときなんだから
講師が遅刻したり気を緩めたりしちゃいけない、と
無自覚に緊張しまくって 血行が悪くなって 体の温度が低ーくなっていたんだなー。
ストレスってすごいね。
今はもう ぽかぽか。あー、あついー(←バカ)。
そんなわけで もはや家では風呂上がりに全裸でうろうろし
「進撃の巨人」ごっこをして うさぎやハムをびびらせておりますが(←やっぱバカ)
年越しがあまりにもアホだったので語ります。
大晦日、正月特訓で朝から授業、二時間ひとコマをこの日だけ
二クラスで勘弁してもらったというものの
夕方に終えて速攻で帰宅しておせちとお雑煮と年越しそばを作り
横浜の父の家まで持って行くのはやっぱ、辛い。
ずっと休んでないもんなあ・・寒風がしみるなあ・・と思いながら
暮れ方の街を抜けてそして綱島の山を登って
(オトン、山の上に住んでる。・・勘弁して)
父ハウスによろよろと。
「遅い!パパ、もう飲み始めちゃったけん」
とか言われながら ご機嫌な父のご陽気トークを聞きながら掃除、
料理、お正月セッティング・・。
一通り準備を終えて どうにか落着いて。
テレビでボクシングを観ながら(毎年、格闘技を観戦して年越しっす)
そろそろ除夜の鐘かな? というタイミングで
「トイレのドアが開かんけんー」
と 父の声。
なにごと!
オトン、五年前にガンの手術をしてから
お手洗いが近くなり 高齢もあってお尻がやばいのですが
なんと。もよおしてトイレに行ったら 中から鍵がかかってしまっていて
外からドアを開けることができないとのこと。
うわ。そういうこと、あるわ。
うちも勝手に鍵がかかって 外から取っ手のピンホールを針で押して開けたことあるし。
隣の家ではお婆さんがトイレの中に閉じ込められて レスキュー隊が来たことがあった。
大晦日の 年越しのタイミングでそれか!?
「んー、パパ、トイレに入りたいのにー。困ったのう・・。
ヘアピンとかで開けられんかのう?」
ドアノブをがちゃがちゃ回しながら ハサミやドライバーでノブを動かそうとしている父。
今しもテレビは紅白が終わって ごーん、と「行く年来る年」の放映が始まっていて。
「んー、もれてしまうのう・・」
オトン、やばし!
厳粛な年明けの瞬間が おもらしで汚されてしまうのは嫌すぎる!
開かないトイレのドア、困り果てる父、ドアに体当たりする私(開かない)、
為すすべもなく2014年の年明けは近付き・・。
いやや!トイレに困ったまま、あるいはおもらししながら
新年を迎えるのはいややん!
そんな2014年は最悪すぎるやん!
わたわたする三上家をよそに、除夜の鐘はごーん、とひとつずつ鳴り響き。
あと五分。
新年まで あと五分。
というところで わたしはスマホに飛びついて
「トイレ ドア 開かない」で検索。
うう。換えたばかりのコンタクトでは小さい文字がよく見えない・・。
「パパ!トイレのドアノブには縦型の溝が必ずあるって!」
おお、あるのう。とオトン。
「そこにマイナスドライバーを当てて、左に回せって!」
ほうか、やってみよう、とオトン。
がちゃり。
ごーん。
除夜の鐘。
と同時に オトンの声。
「あ、開いた。」
かちゃりとトイレのドアを開けて
にこにこ笑顔のオトン。
わたしは思わず
「・・開けまして おめでとうございます」
と
口走っていたのでした・・。
ごーん。
そのタイミングで ジャスト新年。
ハッピーニューイヤー!
そんな年越しだった三上家。
皆様もウンが開ける一年になりますように!
(やけくそ気味に)