
渋谷マークシティの「美々卯」にて。
親友のHRDさんが 食事をおごると言ってくれました。
わあわあ。
友情押忍!
昨年、クラフトワークのライブに行ったときにはポルトガル料理をわたしがご馳走し
その前の年、ライチ☆光クラブを観に行ったときにはわたしがイタ飯をおごり
とても楽しかったから別にどうでも構わなかったのですが
義理がたいHRDさんは そのことをずっと気に病んでいたらしく
「ようやく仕事も落着いたから こんどは私がご馳走するよ!」と
そういう流れでございます。
何が食べたい?と訊かれたので
みみう!みみう!みみうのうどん!
と 暗号みたいに叫んでしまいました。
六年くらい前、タロットの生徒さんが関西からいらっしゃったときに
うどんでもたべまひょ、とおっしゃるので
マークシティの美々卯にご案内したのですが
激混みでなんと二時間待ち。
うどん食べるのにそんなに・・。
と 遺恨が残っていたので
リベンジして気さくに喰ってやりたいなあ、と思っていたのです。
それにこのお店、名前が表すように
イメージキャラクターはうさぎ!
お店の外観、鳥獣戯画系のイラストでうさぎがうどんを打ったり、食ったりしているペイントで
お店のマークもうさぎだし
そりゃあ、行くでしょう。うさぎマニア、垂涎でしょう。
そんなわけで うさぎのうどんをHRDさんと。
「うどんすき」のコースを予約してもらいました。
席について まずはうさぎの箸置きと爪楊枝入れとコースターと箸袋を記念撮影。
ああ、持って帰りたい。
うどんすきは 店員さんがお鍋にまずうどんを入れ、具材を入れ・・と作ってくれるのですが
そこだけちょっと不満。
関西系のやわいうどん、最初から煮込んだら やわやわになっちゃうよ!
シメで入れたかった。でも美味しい。
きれいに盛られてくる具材は 春らしく
はまぐり、わかめ、ふき、あなご等が入っていました。その他鍋ものオールスターズ。
お肉は、もちろん・・うさぎ!
そんなわけない。鶏のもも肉でした。
おいしいうどんすきを食べながら つもる話を話す話す。
昼間っからビールも頂いて。(二杯しか飲まないの!?どうしたんだミカミ!と驚かれましたが)
(そのあとデートだったので、ものっすご自分を抑えました。何もなければ五杯は飲んでいる)
HRDさんと会うと(年に一回くらいだけれど)
十代からずっといっしょに生きてきた、いっしょに人生作ってきた人だから
なんでもいきなりすべて話せるので幸せだ。
八年前に、そんな絶対的な関係を解消して別れて
ひとりとひとりになって それぞれの生き方をいちから構築し直してきたので
年に一度の再会でも 変わった自分・変わってない自分を互いに見せ合えるので
ほんとに幸せだ。
西洋占星術では 一年のはじまりとなる春分の日。
わたしは占い師だから こういう節目をけっこう重くみています。
その日に、ずっと唯一の親友であったHRDさんと会って
かなり無理やりに(ごめん!)いまいちばんすきな人に会ってもらって
大好きなふたりに挟まれて渋谷の坂道を歩いていた瞬間は
まぎれもなく わたしの祝祭の日でした。
新しく、ほんとに他の人をすきになるために
わたしはHRDさんの承認を待っていたのかもしれません。
どんだけ自立してないんだ、自分。ガキか。ガキだわ。
でも 春分点の日、渋谷駅で
手をつなぐ人をHRDさんから 彼にバトンタッチしてもらえて
心がはっきりしましたよ。
「ほんとにわたしみたいなカオスの化け物が、あんな人と付き合って貰っていいんかなあ?」
という疑問に対して
HRDさんが その後すぐに送ってくれたメールの題名は
「〇(まる。)」
でしたから。