
ゴールデンウィークの直前。
吉祥寺の校舎で、いつも知的で可愛いリサ先生から
小さな包みを渡されました。
「これ、同期のアカネ先生から託ったんです。
ミカミ先生に渡してくださいって」
アカネ先生は、昨年度までわたしがいた 東小金井校舎(略称・ひがこ)の
とっても有能な 憧れの美人先生です。
アカネ先生が? なんだろう???
と 包みを開けてみたわたしは 即座に
感激の涙で くしゃくしゃになってしまったのでした。
昨年度、わたしが「ひがこ」で担当した六年生たちからの
寄せ書きノート!
卒業の直前に書かれたであろうそのノートを
校舎専任のアカネ先生がずっと あずかっていてくださったんでした。
18人の生徒からの 一ページずつのメッセージ。
男子も女子も、みんな心のこもった手書きのメッセージとイラストに
シールやマスキングテープ(ほぼ、うさぎ柄)で かわいくかわいく、デコってくれて。
「文系が、理系、作文、社会も、とっても面白かったです!」
「先生の授業は絵があるから、わかりやすくて楽しかった」
「たまさんが大好き!たまさんによろしくね」
「先生、ボクシングがんばってー!」
「たまさんは病気よくなりましたか?元気でいてね!」
「特集ページ」には みんなのプロフィールや
編集員・ミサキちゃんの考えた「いろんなたまさん」のイラストもあって
(ウォーリーたまさん・はちんこたまさん・マーメイドたまさん・
孵化したたまさん・ヒーローたまさん・風神たまさん、て!おもしろすぎる~!)
一人ひとりのメッセージを読むたびに、「ひがこ」での一年間を思い出して泣けて泣けて、
しかたありませんでした。
素晴らしい校舎で一年間、たくさん勉強させて頂きました。
そもそも、前の校舎を離脱して行き場がなかったところを救って頂いたのに・・。
もう教師のカリスマ!と言っていいんじゃないか、というすごい校長先生にお世話になって
そのもとに集まる、才能豊かな先生たちに影響を受けて。
わたしはもっと、ちゃんとした先生になりたいな、と思ったのでした。
だからこそ、状況最悪な、もとの校舎に無理に戻って。
がんばってます。
最高に素敵なクラスの記憶を支えにしながら
今日も教室で喉をからして叫びながら、走り回りながら
がんばってます。
「ひがこ」の もとの小6クラスのみんな、ありがとう。
先生を 心で支えてくれる優しいひとたちがいるって いつも教えてくれて、ありがとう。
たまさんの手術のときも わたしの誕生日にも
いつも寄せ書きをくれてありがとう。
心がぽかぽか、温められたよ。
みんなのような優しい子たちと会えて
「先生」でいられるのって すごいことだ・・!
それにしても
「たまさん」の いつもコンスタントに生徒の人気をかっさらう能力は
いったいどういうことなんでしょうか・・・。
あああ、うらやましいぜ!
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