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謎の花

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この秋から ボクシングジムうつりまして
オシャレでアットホームなボックスファイから
男らしくストイックなWジムへ。
うむむ、このハードな練習がたまらん。

全面的に男らし過ぎるWジムですが
女子の更衣室の
洗面台。
いつも飾られている小さなお花が
とてもすてきです。
(↑画像、アホ面が写り込んでいてすみません)

小瓶やコップに 彩り美しく
数種の小さなお花が愛らしく挿してあって。
葉っぱ一枚のかたちもさりげなく完璧に整えられ
花々の色もバランス良く
鏡に映ることも計算してボリュームを抑えて
これはプロの手によるものだ、と
毎週毎週、
見とれては感服してしまいます。

無骨なジムの女子聖域、お花ひとつで
空気を変えてしまうなんてすごい!
いったい、どなたが活けられているのでしょう。
いつかお礼を言いたいけれど

お花の活け手が誰なのか。
まだわかりません。
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授賞式@大手町

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丸の内上空からの すばらしい眺め……。
って、皇居が上から丸見えや!

えー、というわけで
読売新聞本社。
今年一月できたてほやほやぴかぴか新社屋に
行ってまいりましたー。

今年の前半、こちらの大新聞社様ご主催のエッセイコンテストで
あたくし、(ちらっと)入賞させて頂いたのですが
「記念すべき第五回のコンテストですから、ぜひ盛大に式典をやりましょう!」
とのことで
受賞式&食事会を この十月に催して頂いたのでした。

32階のロケーション、お天気に恵まれてさわやかに晴れやかな
素敵なセレモニーでした。
お食事をしながらの 受賞者さんや審査員先生とのお話もたのしく。
大賞を受賞されたかたのスピーチでは お化粧落ちるほど泣いて
(心底泣ける話ばっかり集まるエッセイコンテストだったんです……)
心洗われて。
ありがたやありがたや。

賞状と
醤油を
貰って帰りました。

……醤油っ!?
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たまさんと ひっこし。

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ベランダの端に 手裏剣ひとつ。
…夜の間に忍者が来たな。


引っ越しが本決まりになりまして
なにかと気忙しいです。

二十年も住んだこのマンションの部屋から 出ていくことに。
ああ、感慨……
は、ぜんぜんありません。

なんとなれば、同じ住所、同じマンションの
隣の部屋(完璧に同じ間取り!)への 引っ越しだから。

ええ、わたしだって どうせなら。
こんな設備の古い、立地の悪い、レトロを通り越して廃墟みたいな
ふるくさいマンションより もっと新しくて便の良い建物に引っ越したいです。
ちょっと調べたら、近場で最新設備のオシャレマンション、いっぱいありました。
あー住み替えたい!!

んでも。
たまさん。

昨日、たまさんのお目目をつくづく見たら
もう右目は真っ白に濁って あきらかに視力ゼロでした。
左目も、そうとうにやばい。
それでも、たまさんは七年も暮らして勝手知ったるこの家を
記憶と勘だけで ぴょんぴょん走り回っているのです。
物の配置を少し変えるだけで
がしゃーん!と体当たりして びっくりしてしまいます。
匂いの付いた敷物を換えるだけで
どしゃーん!と壁にぶつかって ショックを受けてしまいます。

そんなん可哀そうや。
でも、たまさんとハムたちが噛み壊し汚しまくったこの古い家には
もはや、お客さんを呼ぶこともできないのです。
壁も床も天井も染みとカビだらけ。
バスルームのドアノブ腐食して落ちてるし。
トイレのフラッシュも動かず タンク内に結び付けた「靴紐」を引っ張って流してる有様だし。
………。

タロットの生徒さんを呼べなくなって数年、
お友達にもこの一年は来て頂いていません。
ってか彼氏も来たことないわ。あんな潔癖な人、うちに来たら死んでしまうわ。

というわけで 引っ越し決意しましたが
たまさんが混乱して悲しくなってしまうのはいやなので
同じ間取りでリフォーム済、エアコン完備の隣の部屋への 住み替えです。

越したらすぐさま、たまさんをだますために
家具を同じ配置にし、敷物を匂いのついたものに置き換えて
「んー?もとのおうちかなあ?」
と、勘違いしてもらう予定。

ええ、うさぎのための引っ越しです。
採算に合わない決断は承知の上。
もっぺん契約をして敷金礼金仲介手数料も払って
しょぼいマンションの隣室に住み替えです。
わたしはあほなのでしょうか。

わたしはあほなのでしょうね。
でも、ええねん。
たまさんが また幸せに安心して暮らしてくれますように!
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ジムバッグ、カムバック

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へんちくりんな おはなし。

えーと、わたくし、引っ越しを予定しております。
で、しばらく前からぼちぼちと、荷物の整理や片付けを行っております。
まだ使えるかも!とか 未練あるんですけど!という品々を
冷静に考えて 断捨離モードで処分中。可燃ごみ不燃ごみ、出し出し。


今日、塾に行くためてくてくと 近所の住宅街を歩いていたところ
一軒の民家の軒先で 「おとしもの」と書かれた紙に目がとまりました。
その下にだらーんとぶらさがった、バッグ…。

バイエルンミュンヘンのマークに気付いて、わたしは思わず足を止めました。
めずらしい!2002年バージョンのバイエルン・ジムバッグだ!
私が持ってたのと同じかな……
と近付いて、ぎょっとします。
紐の結び方が、わたしのと同じ。
え?え?あれ?

近寄って見て、思わずバッグの中をあけて見て、驚愕。
これ、この裏地のはがれ具合、
まぎれもなく、わたしのジムバッグだ!
ぽかんとして、動けなくなってしまいました。

十二年間も使っていた、ドイツから通販で買ったジムバッグ。超お気に入りで。
でも、中の布地がはがれてきて真っ白になって、とても使用できなくなって
それで、断腸の思いで。
先々週に、不燃ごみに出したんでした。

なんで「おとしもの」に??

誰か、不燃ごみを不法に漁って、一見まだ使えそうなものを持ち出しているのか。
(うちの近所には、そういう業者がよく出没しています)
回収されるときに、ぐうぜん落っこちてしまったのか。
(それはありそうでなさそうだ)

いずれにしても、捨てる前にいったんきれいに洗ったジムバッグは
「まだ使えるよー。なんで捨てちゃうのー?」
と訴えているように見えたので
慌てて手持ちの紙とペンで「おとしもの」札をつけてくれた人にお礼を書いて残し
わたしはバイエルンバッグを。
茫然としたまま、手に持って。
そのまま塾に行ったんでした。

塾の生徒にその話をしたら
小6都立生たちは
「せんせい。その事件、なんか違法の廃棄物業者がからんでるっぽい」(←リアリスト小学生)
「えー、バッグね、きっとね、せんせいのところにもどってきたかったんだよ」(←ロマンチスト小学生)
と、意見がきっぱり分かれましたが

「ばいえるんってサッカーの名門じゃん!すげー、おれ、ほしい!ちょーだいっ!」
と叫び出した小6男子・テッシーがあまりにも喰いついてきたので
逆らいきれず せんせいはあっさり、戻ってきたジムバッグを譲り渡したのでした。

テッシーは天然の茶髪でお目目ぱっちりのキュートボーイ。
FC東京ジュニアのサッカー少年。
その小さな背中に背負われたバイエルンのジムバッグはあまりにも似合いすぎていて
すごくすごく、嬉しそうに見えました。

そっか、ドイツから来たサッカークラブチームの公式ジムバッグ、
サッカーしない(ボクシングしかしない!そのバッグにグローブとか入れてた)わたしに
長いこと所有されて 苦汁を呑んでいたのかも。

うーん、失くしたものが戻ってきちゃうのには、何らかのその訳があるのかもなあ、と
わたしは
「おれ、試合んときにこれ持って行こうっと!」と
浮き浮き帰っていくテッシーを見ながら
変な感慨にとらわれてしまったのでした。

バイエルンバッグ、こんどはサッカー少年のもとで 幸せに暮らすんだよー!
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