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ヘイヘイ・サヨナラ

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先ほど 「しゅんぶん」が逝去いたしました。
一歳と十カ月、ロングヘアハムスターとしては短い生涯でした。
ネット越しに可愛がってくださった皆様、ありがとうございました。

2メートルの本棚からダイブするのが趣味で
なんども「うわ、これは死んだ・・」と思わせるチャレンジングな男子でしたが
明らかに骨折しまくりで体型がいろいろズレているのにもかかわらず
毎日 元気いっぱいに走り回り 奥さんの「しゅうぶん」とラブラブで
七匹の子供に恵まれながら 「わしがボスなんじゃ!」と息子たちを容赦なく諌め
ケンカ番長の半面 この上ない甘ったれで
西に初めて会うお客さんがいれば 行って「わしが遊んだろか」とサービスし
東にいつもの飼い主がいれば 行って脚から胴へと駆け上り
南に灰色のウサギがいれば 仲良くしようよとすり寄って嫌がられ
北に空いているスペースがあれば 餌を持ちこんですぐさま別荘をつくり
と・・・

うらやましいくらいのヤンチャ人生でした。
塾の子供たちにも 「しゅんぶんくん元気ー?」と いつも大人気で。

昨日の晩まで ズレた骨格で部屋を爆走して
たまさんに にんじんのかけらを貰って美味しそうに食べていたのですが。

今日のお昼、ケージの中でお布団の綿からはみ出して
眠り込んだまま 呼べど叫べど応えない、のを見て
ああ、いきなり終わりが近付いてきたな。と覚悟しました。
今朝の餌は手付かず。
お水も飲まず、他のハムたちが「おひるごはん~!」と騒ぐがりがり大合唱にも参加せず。

でも
「じゃ、わたし仕事に行ってきますよ」
と声をかけると
手足を震わせながら起き上ろうとして。
置いてかないで感満載の様子に 泣けて泣けて
仕事に遅刻しました。

夜 急いで帰ってくると
細い息のまま しゅんぶんはまだ頑張っていました。
「帰ったよ」と言うと やっぱり起きようと頑張るので
抱き上げて そのまま 腕の中であたためて 撫でて 声をかけて
亡くなるまで 数時間。

おかしいのは たまさんです。
わたしがしゅんぶんを抱っこしたまま ずっと居間の床に座り込んでいるので
「なんだよ!なんで たまさんを撫でないの?なんで たまさんをほったらかしにするの?」

ぶうぶう鳴きながら ずっとわたしのまわりを走り回り
頭突き! &頭をなでろ攻撃!
のみならず
ルームスリッパに噛みついて投げ飛ばす、
ぐおうぐおうと文句いいながら
しゅんぶんを抱いている腕に飛びかかってキックする!

たまさん、そこ、ヤキモチ焼くところじゃない!

かなしいのはしゅんぶんです。
いつも、ずっと。
「たまさん優先」でハムは二の次だと分かっていたから。
ごめんねーごめんねー、しゅんぶんいいよ、しゅんぶん降りるよ・・・

たまさんが怒るたびに 気力を振り絞って 腕から降りようとするのですから。
ちゃうちゃう、そこ、遠慮するところじゃない!

そんな動物同士の攻防の中
しゅんぶんの意識はどんどん遠ざかっていき
ねむったまま
ふ、と息をついて
天国に旅立ちました。

苦しむ痙攣もなく 本当に静かに息をひきとったのが救いです。
ありがとうね、しゅんぶん。
優しい優しい いい子でした。

ちいさな体をちいさな棺におさめながら
死と生について。
無意識と意識について。
その相似形について ずっとずっと考えました。

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